東日本大震災のこと

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二年

　今日で東日本大震災から二年。
　亡くなられた方へのおくやみと被災された方々へのお見舞いを申し上げます。復興をお祈りしています。

大きな出来事

　あまりにも大きく、信じられないほど深いキズ。周りは想像することもできず、その気持を慮ることも簡単ではありません。ことばにできないほど厳しい現実。
　私は、逃げていました。
　何かしなければという気持ちを心のなかにもちつつ、何もできない、しない自分をごまかしていました。
　このままでは、という思いで「石巻市立湊小学校避難所（藤川佳三著）を読みました。

石巻市立湊小学校避難所 (竹書房新書)

現実

　2012年4月21日から半年間の撮影が、高い評価を得た映画『石巻市立湊小学校避難所』に結実した。（中略）本書は映画では描ききれなかった、避難者に寄り添いながら取材した190時間のテープと、二年近い取材で書かれた感動のノンフィクションである。

　避難所で生活せざるをえなかった人たちの暮らし、ボランティアの関わり方、学校が避難所になることへの保護者の気持ち、いつも「ありがとう」とこたえることへの矛盾。
　報道で知らされていることがいかに少なかったか。
　
　何の手助けもできませんが、少しだけ現地の状況をしりました。
　大震災を忘れずにいようと思います。